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2005年10月20日

台北日誌209:ながい付き合い

■かれこれ25年位
身の回りにある一番付き合いの長い物はなんだろう?そう聞かれると、あたりをキョロキョロ見回すに違いない。とあるきっかけで、枕元にある目覚まし時計だと気が付いた。最近見かけることは少なくなったが、時刻を示す文字盤がパラパラ漫画のようにパタパタ切り替わって時刻を示す時計だ。VHSビデオテープを2個ぐらい重ねた大きさで、目だったデザインではないが、時間とともに色あせた水色のボディがなんともいい味を出している。目覚まし機能が壊れているのは時計失格なのかもしれないが、目覚めがいいほうなので気にならない。なんといっても寝ぼけ眼でもはっきりと時間の分かるところが手放せない。時間は狂わないし。

■電池で動いておりますので
2年に1度ほどの周期で、寝覚めが気持ち悪い朝が来る。体内時計と目覚まし時計に6時間以上の時差を感じる時だ。この場合は決まって時計の電池が切れている。
しょうがないとは思いながら、ずっと動き続けた時計が、止まっているという状態はなんとも不安になる。そして予備を物色するのだが、不思議なことに乾電池は欲しいときにほどぴったりと合ったサイズの予備が切れている。ましてや単2電池など、いまや懐中電灯ぐらいしか使っていない。
そして「新しい電池入れなきゃ」というモヤモヤ感が一日中ずっと付きまとうことになる。その割には、帰宅後に単2電池を買い忘れたことに気づき、落ち込む。

■高さ同じじゃん
ふと気が付いた。単2と単3は高さが一緒、すなわち同じ身長のデブと痩せの関係である。それなら予備は十分にある。早速入れてみる。もちろん大きさが違うので、+/-それぞれの端子に接触するように、ソーッと手で押さえながら入れて、ゆるりと文字盤を覗き込む。。。
思い出したように25年の相棒は動き出した、当たり前のことでもすっきりした幸福感に包まれる。
乾電池をもう少し押し込んでみる。。。端子バネに支えられたか、固定できた。そーっと電池蓋を閉めて、枕もとの定位置にそーっと戻す。相棒はどんな電池を入れられたかも知らずに、実は5分早く時刻を設定されたことも知らずに動いている。
寝坊の許されない朝のケタタマシイ音は携帯に任せればいい。床においておけばバイブレータ機能と相乗効果を得られる。筆者にとっての目覚まし時計の条件は、5分早い時間を正確に刻める時計なのだ。

投稿者 taipeih : 2005年10月20日 19:09

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