台北ヘヴン/台北日誌
CONTENTS HOME / 台北日誌 / 台北漫遊記 / ニヤリ北京語 CONTENTS |
| [←Prev] [Backnumber] [Next→] |
台北生活の体験日誌

#181-185 |
| #181:開放されましたか?[20/Apr/2004] |
無事開放されてよかったですね
イラクで誘拐された5名の邦人は無事開放されて、今日時点で全員が日本帰国しました。発生時にはどうなることかと心配しましたが、ひとまず安心と言ったところでしょうか。今回の事件は単なる誘拐事件ではなく、自衛隊派遣、個人行動の責任、アラブ周辺諸国での宗教指導者の権力がクローズアップされる特異なものでした。また批判や同情の波に飲まれた、家族の方は常にマスコミにさらされ大変だったでしょう。
本当に開放されたのか?
帰国した人たちには程度の違いこそあれ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)が確認されています。そういった意味では本当に開放されたとはいいきれないでしょう。また、マスコミは彼らのコメントを取ろうと一挙手一投足にスポットライトを浴びせることでしょう。
事件の経緯等は警視庁において、取調べが行われるそうです。ここは一先ず、本当の意味で開放させてあげることが優先ではないでしょうか?今、彼らの発言には世論が敏感に反応しすぎます。本意でないことでも、書かれることもあるでしょうし、伝えたいことが伝わらず、その人格が作り上げられる危険性があります。また、彼らを利用しようと手薬煉引いて待っている人も多いことでしょう。これ以上、彼らの行動に世間が振り回されてはいけません。
考える時間を与え、自分の言葉でしっかり伝えられるようになるまで、そっとしておいてあげるのはどうでしょうか?⇒特にマスコミの皆様
最近テレビでよく見る
最近は総統選の騒動も沈静化となっている(ように見えるだけ)。テレビの報道では、他のニュースが大きな割合を占めるようになってきました。ここ数日は中南部沿岸沿いでの、お祭りの様子が中継されています。
媽祖(マーヅォ)
媽祖は航海の女神様として、広く信仰されています。台湾では500程の廟で奉ってあるそうです。以下は、ネットより拾ってきた紹介文です。(そんなもん勝手に引用していいのか?って疑問は多々ありますが…問題あれば連絡下さい。)
「媽祖」は、宋の時代、福建興化府の官史を勤める父を持つ林家に生まれました。また誕生の説話があり、母である王氏が受胎期間12ヶ月を経て、宋の太祖建隆元年(西暦960年)旧暦3月
23日に生まれ、生後一ヶ月間泣くことがなかったことから幼少より「黙娘」と呼ばれました。
黙娘は幼少より才知に長け、十歳には朝晩欠かさず念仏を唱え始め、十六歳の時には、神から教えと銅製の札を授かって神通を得、札の力を借りて邪を払い、災いを消し去り、人々の病を治癒し始めます。これにより村の人々から尊敬の意を込めて「通賢霊女」と呼ばれるようになります。
黙娘が28歳の時、父親が海難事故で亡くなります。悲しみの余り、重陽の日、家族に嵋山に登り願を果たしたいと告げ、旅立ちます。黙娘が嵋山の頂きに立った瞬間、神楽が鳴り雲海が割れ仙人が現れ、黙娘を誘って神になったと伝えられています。その後黙娘は、常に海上に降り立ち、遭難している民衆を助け、民間の病苦を解決し、「媽祖」として大衆の信仰を受けるようになります。
そして宋、元、明、清の時代には、何度も皇帝から称号を得、清康熙二十三年(西暦1684年)には、「天后」と封じられました。
媽祖は台湾に伝わって三百年余年になります。台湾への初期開拓者が中国大陸から台湾に向かう時、いずれの船も航海の安全を祈願して媽祖の像を奉納していました。そして台湾についた後、廟を建て媽祖を奉ります。その後、民衆は疫病や水害、干ばつ、作物の害虫等の諸問題に遭遇した時、媽祖に祈願するようになり、媽祖は航海の神様から万物全能の神となります。
以後信者は広まり、台湾各地には媽祖廟が多く建てられました。毎年旧暦三月二十三日の媽祖の誕生日(西暦では四月)には各廟で「媽祖の迎賓祭」が執り行われます。
|
今、テレビで見ていたのは丁度、媽祖の誕生日祝いだったわけです。普段は廟の中にいる媽祖ですが、この時は神輿に載せられ、街を練り歩きます。神輿の周りでは、身の危険を感じる程の爆竹が鳴り響きます。神輿を担いで練り歩く人たちには、食事や酒などが振舞われるそうです。
是非一度、足を運んでみたいお祭りです。
(タダで飲み食いしたいと言う不埒な気持ちではありませんです。念のため。)
| #183:まれな更新おわびと勇気ある撤退[10/Jun/2004] |
なんだかんだ忙しい
約1ヶ月半ぶりの更新です。仕事が詰まっていたり、週末には友人訪ねてきたり、ある会のイベントがあったり…大変忙しい日々でしばらくページを更新していませんでした。もしかして…ひょっとして…このページを楽しみにしていた人がいたらごめんなさい。まだ1〜2ヶ月こんな感じだと思いますよ。
その間…
しばらく熱く書き綴ってきた総統選挙のゴタゴタは、検票の実施、総統就任式と予定通りの行事がつづき、沈静化したように見えます。一方では中共が「台湾の独立は認めない!」と連日のように声明を出しています。もはや民主化の進んだ台湾は一緒になれないと思うんですけどね。たった3万票弱とはいえ、この4年間で半数の民意を得るにいたった陳総統は相当な自信を掴んだはずです。
先日ニューヨーク州立大学の楊慶安博士(Dr.
Alexander Young)の講演会の聞く機会がありました。台湾人の博士は国際法の研究で世界的に有名な方であり、現総統府の顧問を勤められています。台湾の有識者達が228の白色テロで危険な目に会ったのをきっかけに、活動の場所をアメリカに移されました。台湾の民主化におおいに貢献されていますが、それでも3〜4年前までは自由な言論が出来なかったと言うことです。
その楊博士は6月号の正論で「中国は台湾を放棄すれば多くの利益にあずかる」との記事を書かれています。講演はその内容に沿ったものでしたが、印象に残る内容が幾つかありました。
| 1 |
台湾は土地、人民、法律がある。国際法上から見て紛れも無い国家である。 |
| 2 |
我々は中国大陸を否定するだけではいけない。
まずは、中国大陸と過去に共通した文化を持っていることの認識が必要。
しかし、その後の道筋は異なっており、もはや同じ未来を追いかけることは不可能。 |
| 3 |
中国大陸の言う「台湾独立反対」は中国人民が同じ目的を持ち団結するための宣伝であって「反日運動」と同じ意味合いがある。 |
| 4 |
中国が台湾を諦めることで、世界中からの賞賛を受ける。これほどの利益があろうか。 |
大変参考になりました。国家としての台湾を改めて認識すると共に、中国の勇気ある撤退を望みたいと思いました。
果たして、今のそして将来の指導者がどのような中国を描いているかによりますが…
いきすぎ
人の恨みつらみというのは我慢しなければいけないケースもありますが、溜め込んでいたりしては大きな爆発が発生するのかもしれません。感情のある人間ですから、仲良くなったり嫌いになったりは当然のことです。しかしながら物事には限度があります。虐める方も、逆襲した方もその限度を過ぎてしまったのでしょう。
インターネットコミュニケーション
逆襲に至ったきっかけは虐めの積み重ねのようですが、インターネットの掲示板への書き込みも一つのきっかけのようです。ある人は「今の小学生はHPを作ったり、掲示板を使ったりしているのか!」と驚いていました。確かに学校帰りに公園で野球や鬼ごっこをして、夕方にはまるで立派な仕事でもしたかのような満足した顔で帰宅していた筆者の小学生時代からは想像出来ません。同じ時間を共有し、言い争ったり、一緒に遊んだりすることが友人とのコミュニケーションでした。
コミュニケーションは生活に浸透する技術の進化により、多様化してきました。メールをやり取りする、掲示板に書き込む、チャットをする…距離に依存しないこうしたコミュニケーションは一方で、相手の顔色と声色などを取り去ってしまいました。
例えば会社などで「上司の顔色ばかり見ている」などと言われると、あまり良い意味ではありませんが、多かれ少なかれ誰でも相手の顔色や振る舞い等を観察しながら、コミュニケーションを取っているはずです。
インターネットを用いたコミュニケーションを利用する場合、空間を縮める便利さだけでなく、本来必要としていたコミュニケーションの要素(顔色、声色、振る舞い)が取り除かれてしまっていることを常に意識しなければいけないのでしょう。誤解の少ない言葉を多めに用いて、相手の誤解がないような配慮をすることが必要です。インターネットを通じて怒りを表現したり、からかったりすることは極力避けなければいけません。
ちゃんと教育する以外に方法はない
本問題について先日、近郊の教職者の方たちが一同に会し、集会を行っていました。内容の詳細までは報道されていませんでしたが、マイクを向けられた人達は「大変難しい問題です、これから対応を検討します」といかにも難しい顔でのんきなことを言っていました。本当にまったく対応が分らないか、多感で繊細な時期の子供達なので対応が難しいのか、いずれかの理由なのでしょう。
しかし、なんら難しいこととは思えません。直ぐに子供達と一緒に考えればいい。余りにも残酷な事件だから…なんて子供達に気を使っている場合ではなく、向き合えばいい。子供達のこの事件から受ける印象も、顔色を見て柔軟に対応すればいいだけです。
インターネットにはマナーがある
便利さだけを享受して、いつのまにか誤ったことが起きてしまいました。昨晩ニュースのコメンテータが「インターネットの教育をしなければいけない!」としたり顔で発言していましたが、そんなこといまさら…。インターネットにはしっかりしたマナーがあります。いずれもが人として当たり前の内容ですが、こうしたあたりまえが現代では薄くなっているのでしょう。
財団法人インターネット協会「インターネットを利用する方のためのルール&マナー集
」
| #185:ちまきまきまき[21/Jun/2004] |
んまい。
日本の粽(ちまき)と言えば、柱の傷はおととしの〜♪で有名な端午の節句に食べる草もちにあんごが入ったものですが、台湾の場合バリエーションがぐい〜んと広がる。一般的なのは肉粽(ろうぞん)と言われるもので、豚の角煮、干しエビ、干ししいたけ、銀杏、栗…が醤油だしの効いたモチ米と一緒に炊かれたもので、それはもう「なんで日本に無いんだ!」とキレてしまいそうなモチモチした美味しさである。んまい。
明日は端午節
明日22日は端午節で、粽を食べる習慣がある。台湾の家庭では端午節に合わせて大量の粽を作り、知り合いに振舞ったりするので、この時期あちらこちらから粽が集まってくる。もちろん店頭にも大量の粽が並べられているが、家庭の味に及ぶものはない。
昨日から8個ゲットした。明日の休暇は粽三昧で決定、楽しみ、楽しみ。
台湾旅行ならこの時期
台湾旅行の醍醐味はなんと言っても食。しかしあまり食に季節感がなく、いつも同じ感じ。
しかし、この時期であれば粽やライチ-が食べられます。梅雨でしめっぽいですが、なかなかオススメの時期です。
|
| [←Prev] [Backnumber] [Next→] |
Copyright(C) taipei@gata.to  |